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さかせる STORY

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広告代理店の営業マンから・・・

新卒以来、広告代理店3社で、営業一筋でした。毎日夜遅くまで、本当によく働きました。40歳を目前に、思いがけず一卵性の双子を授かり、一卵性の双子は、国も時代も問わず1/250の確率だと知り、250人に一人のお母さんしか経験できないことに専念したいと思い、仕事を辞めました。

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育児は本当に楽しく面白く、でも、気が遠くなるほど大変でした。 なので、次に働くなら、子育て支援に携わりたい!と思い、通信教育で保育士の資格を取りました。子ども達が3歳になる時、その資格を活かして、保育園運営事業者に再就職し、認可保育園や認定子ども園の設立、600人ほどいる保育士さん達の研修計画などに携わりました。 子ども達が7歳になる時、就学に備えて学童保育の見学に行ったのですが、どこも習い事の延長のようで、子ども達が自分の時間を自分でマネージし、自分で楽しむ場所がないことにガッカリしました。

子ども達には、自分の人生を自分で楽しめる人になって欲しいという想いが強かったので、「無いなら作ろう!」と、サラリーマンを辞めました。
思えば、双子との出会いが、私の人生を大きく左右しているなぁと、つくづく思います。

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独立して・・・

民間学童保育を作るべく、資格を取ったり、イベントを開催したり、準備を進めているさなか、新型コロナウィルスの感染が拡大し始めました。
2020年1月頃の話です。

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今でこそ、子どもの罹患率や重篤化率が低いことが、統計的にわかっていますが、当時は有名人が亡くなってしまうケースもあり、子ども達を預かる新規事業をスタートすることが怖くなってしまい、中断せざるを得ませんでした。

さぁどぉしよう。今から私は何をしよう。今の私に何ができるだろう…と、思い悩んでいた時に、自分が務めているPTAのことが頭に浮かびました。

どうして子どものための活動なのに、みんなイヤイヤなんだろう・・・
どうして子どものための活動なのに、自分の子どもとの時間が削られてしまうんだろう・・・

そんなことが気になったので、色々調べてみたところ、

あるWeb調査によると、7割の保護者がPTAについて「面倒くさい・負担が大きい」と回答しており、「活動を簡素化して欲しい」と望んでいることがわかりました。

そして、今や7割が共働きにもかかわらず、PTAは8割が母親で、一方で会長職は9割が父親、という現状もわかりました。

いったいPTAは、子ども達の目には、どう映っているんだろう・・・
家庭の中で、夫婦喧嘩のモトや愚痴のネタになっていないだろうか・・・

このままでは、参加する保護者のモチベーションによって、活動にバラつきが出てしまわないだろうか・・・

子どものために無理なく、前向きな気持ちで参加できるPTAにするにはどうすればいいんだろう・・・

そんな疑問と模索が、PTAの効率化と適正化・安定化を後押しするツール「PTA’S(ピータス)」開発のきっかけとなりました。

そして今・・・

PTA’S(ピータス)事業をスタートして、2021年11月でちょうど1年になります。
PTAの登録は、28都府県で200を超え(2021年11月末現在)、様々なご相談やご連絡をいただくようになりました。

でも、まだまだです。

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PTAは、保育園・幼稚園の保護者会から、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校まで足し上げると、全国に約74,000あります。

 
 全てのPTAにPTA’S(ピータス)を知ってもらい、PTAの効率化・適正化のお役に立ちたいと思っています。 そして、就労の有無や父親母親に関係なく、誰もが子どものために無理なく参加できる PTAの実現を目指します。
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学童保育開設を目指したときに掲げた、家族のコミュニケーション不足を解消し、家族の時間を最大化する、そして家族の笑顔をさかせたい、今もこの想いに変わりはありません。

学童の開設から、PTAの効率化・適正化にアプローチは変わっていますが、より多くの保護者や子ども達に寄り添い、今まで誰もやって来なかったやり方で、家族の笑顔をさかせるために、事業を進めてまいります。