この度、株式会社教育ネット認定の「情報モラルインストラクター」の資格を取得いたしました。
情報モラルとは
「情報社会を生きぬき、健全に発展させていく上で、すべての国民が身につけておくべき考え方や態度」
のことであり、学習指導要領でも
「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」
と定義されています。
※文部科学省HP→https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/shiryo/attach/1249674.htm
この資格を取得することで、(株)教育ネットからの派遣で、”情報モラル”についての小学生・中学生への授業支援と、保護者の方への講習会等を行うことができます。
“情報モラル教育”を通じて、私には子ども達に伝えたいことが3つあります。
1つめは、「自分の身は自分で守らなければならない」ということ。
今、子ども達を取り巻くインターネットの環境は、とても多くの危険をはらんでいます。
私達大人は、フィルタリング機能を駆使したり、子ども達と一緒にルール作りをしたり、できるだけのことをするべきですが、子ども達を守る最後の砦は、やはり子供たち自身の判断力です。
そのために、情報モラルに関する知識はもちろんですが、「自分の身は自分で守る」という意識と意思を子ども達が持てるよう、導いていきたいと思います。
2つ目は、「振り回されないリテラシー」。
インターネットの使い方も含め、子ども達の周りには情報や約束事が溢れています。
本当かウソか、有益か有害かはもちろんですが、身近な人たちから与えられる様々なルールやアドバイスについても、自分で判断できるリテラシーを身に付けられるよう努めたいと思います。
3つ目は、「家族のコミュニケーションの大切さ」です。
さかせるのミッションは、家族のコミュニケーション不足を解消することです。
情報モラル教育の授業においても、子ども達が家に帰ってから、お父さんやお母さんと話がしたくなるような、家族のコミュニケーションのきっかけになるような、展開の工夫をしていきたいと思っています。
そうすることで、家族で携帯やネット使用のルール作りをする際に、お互いの意見を尊重しつつ、子どもが主体的にルール作りができるような雰囲気作り等のお手伝いができればと考えています。
資格を取得したばかりで、”デビュー”まではまだまだトレーニングが必要ですが、頑張りたいと思います。